一日の始まり

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 08/07/09 今朝は4時前に目を覚ましそのままおきる。

 

 昨日の夜はテレビを見て寝たのは11時を過ぎていた。

 

 番組名は覚えていないが戦時中の話で日本兵が捕虜になった時の実話をもとに作られた番組だった。

 

 それを見て私の父親のことを思い出した。

 

 捕虜にはならなかったが私から見たらお爺さんと進学のことで喧嘩になり少年兵に志願して満州にいって鉄砲で撃たれ脊髄を損傷し戦病者になり帰ってきてその体で夏になるとリヤカーでトコロテン売り冬は雪の降る中をやはりリヤカーで焼き芋を売って家族の生活を支えてきた。

 

 足の血管が紫色に膨張し首の骨が崩れる病気にかかっていた。

 

 病院へ通い抗生物入りの注射を毎日のようにうっていた。

 

 身体障害者の申請を何度もしたのだが中々認定してもらえなく確か50歳を過ぎてからやっと2級の認定を受けた。

 

 戦戦争で指を一本なくしても直ぐに認定を受けた人もいるのに何でと父はいつも言っていた。

 

 その父親も風邪をこじらせ肺炎になり抗生物の注射を毎日のように打っていたせいで他の薬が効かなくなり最後は腎臓の病気になり72歳で亡くなった。

 

 もう10年たつ父親私から見ればお爺さんとの喧嘩がなければ終戦を向かえ戦争に行かないで良かったらしい。

 

 ちょっとしたことで人間の運命は人生はかわる。

 

 昨日は一日雨が降っていた。

 

 家に帰り食事をして部屋へ戻っていると電話が鳴った。

 

 次男の面接のことできたのだろうかと思い下へ降りると「お父さん受かった」と次男が喜んで話した。

 

 話を聞いたら最初に受けたコンビニのアルバイトが決まった。

 

 時間帯も最初は夕方の5時から10時までで週三日間らしい。

 

 今の次男にはちょうど良い仕事だろう。

 

 最初からフルタイムではまた勤めても長続きしないだろうから。

 

 二度目に受けた所はやはりだめだったようで昨日郵便で通知が来たらしい。

 

 まずは一安心。

 

 次男もまただめかと思い次の仕事を探していたらしい。

 

 長男は昨日病院へ洗濯物を取りに行ったとき看護師さんと話をしたら妄想が激しくなり医院長先生に話をして薬を変えてもらったようだ。

 

 この前外出で家に帰ったときと同じで「地下に子供が」とか頻繁に病院の中でも言うようになり手で自分の顔を叩いているようだ。

 

 また前の状態に戻ってきた。

 

 面会もしばらく状態が落ち着いてからにすることになった。

 

 困り果ててしまったものだ。

 

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