一日の始まり

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 08/08/12 今朝目を覚ましたのは3時半過ぎ。

 

 その後一度パソコンの前に座りタバコを一服する。

 

 4時ごろいつものようにコーヒーを入れに下へ降り台所でやかんに水をくみガスコンロでおゆをわかしているとクシャミガ三度四度と立て続けに出鼻水も出てきたので何度も鼻をかんだ。

 

 昨日暑くはなく外からは寒く感じるくらい風が吹き込んできたのだが次男が「暑いじゃ」と言い扇風機をかけていたからか風邪をひいてしまったようだ。

 

 お湯が沸きコーヒーを入れ部屋へ戻る。

 

 またパソコンの前に座り飲み始めた。

 

 カーテン越しに窓の外をのぞくと外は真っ暗闇で見えてくるのは高速道路を照らす街頭の明かりだけ。

 

 昨日はさほど暑くはなかった気がしたが職場ではエアコンを入れていた。

 

 家に帰ると次男はテレビを見ながら夕食を食べ始めていた。

 

 テレビではオリンピックの水泳競技が放送されていた。

 

 100m平泳ぎの北島康介選手が世界新記録で金メダルを取ったシーンだった。

 

 これで日本も上昇気流?に乗ってメダルラッシュになれば良いのだが。 

 

 私が食事を始めると愛犬がいつもよりしつこく?えさをねだってきた。

 

 次男が少し上げたが物足りなかったようで食事をしている足元に座り待っていた。

 

 食事の途中でえさをあげると喜んで食べていた。

 

 食事を終え一旦部屋で着替えをしていると次男がやって来て「なんか今日は疲れた」「やっぱり仕事は疲れる」と言っていた。

 

 一昨日は朝9時から夕方の5時までだったが前の日が遅く夕方の5時から10時までで昨日の休みで疲れが取れなかったようだ。

 

 「お風呂先に入るか」と聞くと少しぶっきらぼうに「どっちでも良い」と良い下へ降りていった。

 

 私も着替えを終え下へ降りていくと次男はまだお風呂に入っていなかったので先にお風呂に入り部屋へ戻った。

 

 テレビをつけるとまた北島康介選手の競泳を放送していた。

 

 同じ金メダルをとったシーンだった。

 

 そのうち次男もお風呂に入って私のいる部屋へきていつものようにテレビを見ている私の側に横になった。

 

 妻もやって来ていつものように私の足を摩り次男の背中を摩りながら三人で北京オリンピックの番組を見た。

 

 摩り終えた妻が部屋を出て行くと次男は私のおなかをさすって見たりしながらテレビを見ていた。

 

 「今日「バッテリー」があるから見るべじゃ」と言っていたが「バッテリー」?ってどんな番組か分からなかった。

 

 9時になると「おとうさん「バッテリー」見ないのか」と言うのでチャンネルを回したら「これだ」と言った。

 

 やっと分かった「バッテリー」とは野球の映画だった。

 

 次男は私が横になっている布団の側でやはり横になり一緒に見始めた。

 

 見ながら私のおなかをさわったりしていたが「お父さん仕事覚えられない」「研修が終わっても採用されないかも」「採用されなかったらまた研修をするのは嫌だから辞めたい」と言っていた。

 

 「一つ一つ覚えていけば良いんじゃないか」「いままで研修を終える前に辞めてしまっていたから研修の途中で辞めることはしないで」と言うと「そうだったか研修が終わる前に辞めていたんだったか」と返事をしていた。

 

 やはり覚えが悪く今の仕事も難しいのか。

 

 だんだん寒くなってきてもまだ扇風機をつけていたので「寒いから消したら」と言ったら「寒くないじゃないか」と言って消してくれなかった。

 

 窓の外から涼しい肌寒く感じるくらいの風が吹き込んできたのだが体感温度が違うせいか私の足が冷え切ってしまった。

 

 結局寝るまで消すことなく一緒にテレビを見ていた。

 

 番組が終わると部屋へ戻ろうとしないで一昨日と同じく私の側で寝ようとしていた。

 

 私がトイレに下へ降りていたら「やっぱり自分の部屋で寝るか」と言う声が聞こえた。

 

 部屋へ戻ると次男は自分の部屋へ戻ったようで既にいなかった。

 

 もう5時になろうとしている。

 

 起きた時は虫の鳴く声しか聞こえなかったが小鳥のさえずる声が聞こえてくる。

 

 カラスの鳴き声も。

 

 カーテン越しに窓の外をのぞく。

 

 大分明るくなってきたがどんよりとした感じの空だ。

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