脳細胞の新生促す分子=精神疾患予防に効果?

?時事ドットコム:脳細胞の新生促す分子=精神疾患予防に効果か?理研・東北大
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009040800069

 東北大と理化学研究所などの研究チームは、レバーや卵、海草などに含まれる脂肪酸「アラキドン酸」(ARA)が、脳の神経細胞の新生を促進していることをラットを使った実験で確認した。成長期の神経細胞新生低下は、統合失調症などの発症しやすさとの関連が指摘されており、ARAの摂取がこうした疾患の予防につながる可能性があるという。

 論文は7日付の米科学誌「PLoS ONE」に掲載された。(2009/04/08-07:04

アラキドン酸:卵・海藻含有の栄養素、心の病予防効果? 東北大など、動物で発見 – 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090408ddm041040008000c.html

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 卵や海藻に多く含まれる栄養素「アラキドン酸」が脳の神経細胞の生成を促すことを、東北大などが動物実験で突き止めた。神経細胞の生成の減少が精神疾患に関係するとの説があり、食品が疾患の予防や治療に役立つ可能性を示した成果という。7日付の米科学誌プロス・ワンに発表した。

 アラキドン酸は脳の発生に重要な役割を担う脂肪酸の一種。全脂肪酸中に4%のアラキドン酸を含む餌を与えた母ラットの母乳を、生後直後の子ラットに飲ませると、神経細胞の生成数は、アラキドン酸なしの場合に比べ30%増えた。生まれつき神経生成が少ないラットに同じ餌を与えると、それまで見られた不要な音に反応しやすい状態が改善した。この状態は統合失調症患者らに見られる。アラキドン酸は体内で合成できず、大隅典子・東北大教授(神経発生学)は「脳の発生期に適切な栄養を取れば、心の病を予防できる可能性がある」と話す。【西川拓】